焼酎好きの独り言のブログです。焼酎以外のおいしいお酒のネタも。
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なかむら「なかむら」 有限会社中村酒造場(鹿児島)
原料:さつまいも(黄金千貫)・米麹
麹:米麹(ヒノヒカリ・白麹)
仕込み:一次・甕、二次・タンク
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:甕
度数:25度
容量:1,800mL

 今回紹介するのは、以前「なかむら穣」を紹介した鹿児島県霧島市にある中村酒造場さんの「なかむら」です。

 以前紹介したブログで、「なかむら」の原酒が「なかむら穣」としましたが、どうやら麹米が異なっているようです。「なかむら穣」はコシヒカリ、「なかむら」にはヒノヒカリが使われています。
 中村酒造場さんは、明治21年創業で「麹室」で「モロ麹」を使って麹を造る純手造りの焼酎蔵です。昔ながらの「大甕」を仕込みに使い、一次・二次仕込みを行いじっくり時間をかけて発酵させる作りが特徴です。原料の黄金千貫は、牧ノ原台地近辺の有機栽培農家の新鮮なものを用いており、いも本来の香りや甘味が焼酎にも感じられるのが特徴です。仕込みに使う水は、やまめの里、霧島連山の伏流水を使用しています。「なかむら」は、原料芋の入手の関係などで需要の多い3月・7月・11月に出荷される数量限定品です。

 開栓すると、それほど強い香りではありませんが、香ばしさは控えめな芳香がフワッと香ります。
 まずは、ストレートで。口に含んだ瞬間感じられる甘みがすばらしいです。全く刺激を感じさせない口当たりはこの蔵の特徴を良く表しています。香りは香ばしさより甘い感じの香りでどちらかというと軽く感じられます。
 ロックで飲むと、一言で表現するなら繊細というべききれいな味わい。口にゆっくり広がるやさしい甘みとコクが感じられ、同時にさらっとした香りを感じます。決して薄っぺらな味わいではなく、しっかりしているのに繊細に感じられる味わいです。
 お湯割りにすると、この焼酎の伸びの良さを感じます。割っているのに味わいが薄まることはなく、とても上品で透明感を感じる味わい。スッキリした中に感じるコクはロックと甲乙つけがたい味わい。

 どのような飲み方でも、上品でスッキリとした味わいを感じるため料理との相性もよく、肉・魚を選ばす飲むことができます。蔵のこだわりがストレートに表れた味わいの焼酎です。
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水鏡無私720「水鏡無私」 松の泉酒造合資会社(熊本)
原料:米・米麹
麹:米麹
仕込み:タンク
蒸留:
貯蔵:タンク
度数:25度
容量:720mL

 今回紹介するのは、熊本県球磨郡あさぎり町にある松の泉酒造さんの米焼酎「水鏡無私」です。「水鏡無私」とは、中国の古典である「三国志」に由来しています。水を写す鏡をイメージさせる酒質ということでしょう。
 松の泉酒造さんは、この「水鏡無私」を生み出す際に、それまでの仕込み方法を変えたそうで、蔵の新たな試みとして、仕込みの蔵のいたるところに約20トンの備長炭を仕込み、マイナスイオンに覆われた蔵で仕込みを行っています。また、貯水タンクの周囲や蔵の床にも備長炭が敷き詰められているそうで、仕込みに使う水などにもマイナスイオンを施した水を使っているとのことです。
 さらに、「精選 水鏡無私」という年1回だけ出荷される限定焼酎では、原料米を作る田んぼにまで炭を埋め込んで栽培しているほどのこだわりようです。

 さて、この焼酎、もともとは行きつけの居酒屋さんで飲んでいましたが、久々にゆっくりと飲む機会がありました。
 開栓すると、しっかりとした香りを感じます。吟醸酒のような香り、そして甘みがあるフルーツリキュール・・・バナナのような香りを感じます。

 さて、まずはストレートで。以前から透明感のある綺麗な酒質が好みの米焼酎でしたが、やはり生で飲んでもスイスイと喉越ししてしまう飲みやすさがあります。アルコール感を少し感じますが、後味に雑味を全く残さずスーッと綺麗に引いていきます。
 ロックにすると、ちょっと物足りないと思えるほどスッキリします。氷にもこだわりたくなるほど、雑味を感じさせず、それでいてしっかりした香りや甘みが口に残るそんな味わいです。
 お湯割りでは、香りが生きてきます。甘い豊かな香りを感じながら、透明感のある味わいです。ちょっと濃いめの方が私には美味しく感じられます。
 前割りで水割りを試しましたが、この飲み方はすっきり感が増す飲み方で、おすすめです。

 こだわった水・米・仕込み蔵。本当に今までの米焼酎とはちょっと違う、香り豊かなすっきり感です。
 どんな飲み方でも食中酒として最適だと思いますし、女性にもすすめやすい飲みやすさですね。
喜太浪「喜太浪」 喜界島酒造株式会社(鹿児島)
原料:黒糖・米麹
麹:米麹(白麹)
仕込み:タンク
蒸留:
貯蔵:タンク
度数:25度
容量:720mL

 今回紹介するのは、鹿児島県大島郡喜界町にある喜界島酒造さんの黒糖焼酎「喜太浪」です。  
 ただ、喜界島酒造さんのサイトには「喜太浪」は、商品として載っていません。どこかのPB商品なんでしょうか。

 黒糖焼酎は、製法そのものは焼酎のそれですが、二次仕込みの際に芋焼酎であれば蒸した芋を入れるところを、さとうきびから作った黒糖をとかしたものを加えて発酵させるところが大きな違いです。
 黒糖焼酎というと、甘いと言われる方がいますが、実際には当然糖分ゼロです。黒糖をつかう酒であれば本来「スピリッツ」になりラム酒と同じ扱いになるのですが、戦後、奄美地方の振興策として酒税の低い焼酎として認められ現在に至っています。

 さて、余談はさておき、奄美大島の東に寄り添うように浮かぶ喜界島でこの焼酎は造られています。喜界島酒造さんといえば「くろちゅう」ブランドとして、レギュラー酒の「喜界島」が有名ですが、この焼酎はあまり見たことがありません。人からの頂き物で入手しました。

 開栓すると、黒糖ならではの甘い香りとともに、他の黒糖焼酎よりもラム酒のような香りが強く感じられます。
 ストレートで口に含むと、口当たりは柔らかいのですが、度数を強めに感じられるように思います。たっぷりとした甘みとほのかに香るラムのような香り、さらに少し香ばしい穀物の香りを感じます。
 ロックにすると、キリッとした口当たりに変わり、口に含んだ後に香りと甘みが広がります。そして喉越しが非常にさわやかです。喉越しの後もしっかりと香りが鼻腔に残ります。
 泡盛や黒糖は地元では水割りでも飲まれるので、水割りを作ってみましたが、あっさりとするのですが喉越しのさわやかさがさらに良くなり、鼻腔に残る香りもほのかな感じで、食事の邪魔をすることもなさそうです。
 お湯割りは、甘みに加えてちょっと辛みが出てくる感じがします。香りは非常に良いのですが、香りそのものは弱くなり、口当たりがソフトになります。

 黒糖なら30度くらいが旨いと思いますが、25度のせいもあって、ロックが飲みやすく、また食中酒としては水割りがいけるようです。
じゃがたらお春「じゃがたらお春」 福田酒造株式会社(長崎)
原料:じゃがいも・麦・米麹
麹:米麹(白麹)
仕込み:
蒸留:減圧蒸留
貯蔵:
度数:25度
容量:900mL

 今回紹介するのは、ちょっと異色の焼酎です。長崎県平戸市にある福田酒造さんの「じゃがたらお春」です。

 「じゃがたらお春」は、じゃがいもを原料としており、ラベルには「元祖 じゃがいも焼酎」と記されています。
 ちょっと変わった名称なので、ネットで調べて見ると、「じゃがたら」とは現在のインドネシアのジャカルタのことだそうで、「じゃがたらお春」とは実在の人物であったようです。お春の父はイタリア人航海士で、寛永6年(1639)の混血児追放で、15歳で母姉とともにジャカルタに流されたそうです。
 長崎県は、北海道に次ぐじゃがいもの産地ですが、「じゃがたらいも」が「じゃがいも」となったそうです。
 
 さて、話はそれましたが、この焼酎に出会ったのは蔵元のある平戸市に旅行で出向いた時です。地元のお店で見つけて、珍しいじゃがいも焼酎ということで購入したものです。

 購入後、早速開栓してみました。じゃがいもと言っても芋であるので、さつまいも原料の芋焼酎と似た香りを想像していましたが、全く違います。少し甘い香りとともにじゃがいもそのものの香りが感じられます。
 まずはストレートで飲んでみると、芋焼酎とは全く異なる味わいです。麦焼酎のようなさっぱりとした味わいです。喉越しのあと、口の中に蒸したじゃがいものようなホコホコした芋の風味が残ります。どちらかというと辛口に感じました。
 ロックにすると、すっきり感が際だって非常に飲みやすいです。味わいは全体的に穏やかで、甘みは少なめに感じます。
 お湯割りにすると、特徴的なじゃがいもの風味がより際だち、肉じゃがのいもを食べた後のような香りがします。
 いずれの飲み方でも、全体的に非常に飲みやすく、味わいが穏やかで食中酒と最適だと思います。私は平戸の名物である「かまぼこ」をアテにしていただきましたが、こういう飲み方にピッタリだと思いました。
なかむら穣「なかむら穣」 有限会社中村酒造場(鹿児島)
原料:さつまいも(黄金千貫)・米麹
麹:米麹(コシヒカリ・白麹)
仕込み:一次・甕、二次・タンク
蒸留:常圧蒸留
貯蔵: 甕
度数:37度
容量:720mL

 
今回紹介するのは、蔵元さんとしては初の紹介となる鹿児島県霧島市にある中村酒造場さんの「なかむら穣」です。

 さて、「なかむら穣」は「なかむら」の原酒とされています。
 裏ラベルには「自家製原酒100%」と記され、その下に「自然農法にこだわった原料により、醸した特別限定焼酎です。「麹米」は、霧島連峰の麓でカルゲン農法により収穫された、良質の米を原料とし、「芋」は大隅半島で栽培された焼酎造りに最適のさつまいも(黄金千貫)を厳選し、「霧島連山伏流水」を仕込水に、「河内製・白こうじ(菌)」による手造りカメ仕込みで醸し、静かな酒蔵で、じっくり熟成した最高の薩摩焼酎です。熟成芋焼酎の豊潤な香りと自然の風味が醸した深い味わいが遙かな酔心地を誘います。」と書かれています。

 また、原料生産の芋農家、米農家の名前も記されていますが、仕込みの年でお名前は違うようです。杜氏は上堂薗孝蔵氏と記されていることからも、原料・仕込みにこだわって作られたことが伺えます。

 以前、行きつけの居酒屋さんで飲ませてもらい、度数を感じさせずしっかりとした味わいに感激しました。

 開栓すると、原酒や度数から想像するより濃く力強い香りではありません。ちょっとビックリするくらいです。
 さて、まずはストレートで。37度のアルコール度数を感じさせず、意外にもさらりと口に含むことができます。そして、芋の香りと甘みがじわじわと口の中に広がり、長い余韻としっかりとした上品な芋の甘みを感じます。
 ロックにすると、幾分物足りないくらいの香りになりますが、口に含んだあとにフワっと力強く甘みと香りが広がります。すっきりさが際だち、全く度数を感じさせません。氷が溶け始めると、より甘みを感じることが出来ます。後びくいくぶん香ばしい香りが心地よいです。
 水割りにしてみましたが、イメージは「なかむら」と違って、より穏やかに思えました。お湯割りでもあまりイメージは変わらず・・・。

 なんとも上品で、それでいてしっかりした芋の柔らかい香ばしさ、そしてしっかりした甘みを感じさせてくれる逸品といえます。非常にバランスが良く、度数を感じさせない焼酎です。
 甕仕込みの良さが存分に引き出された、白麹らしい甘みは、私のお気に入りの一本です。
百年の孤独「百年の孤独」 株式会社黒木本店(宮崎)
原料:麦(九州産二条大麦)・麦麹

麹:麦麹(白麹)   仕込み:甕
蒸留:減圧蒸留   貯蔵:樫樽
度数:40度  容量:720mL

 今回の紹介する焼酎は、以前「中々」を紹介した、宮崎県高鍋町にある黒木本店さんの「百年の孤独」です。「中々」の原酒を樫樽にて長期貯蔵したものが、この「百年の孤独」です。
 20年ほど前に宮崎に住んでおり、地元に戻ってから宮崎の友人にいただいたのが初めての出会いだったと思います。

 純粋な焼酎というイメージからすると、私にとって樽貯蔵の香りがついたものは、焼酎というジャンルの飲み物とは違うものになっていると思うのですが、焼酎に目を向けさせてくれた貴重な一本として、久々に飲む機会があったので紹介します。

 開栓すると、やはり、独特の樫樽の香りがします。度数も40度と高いので、樽の香りがブワッと立ち上がり、そして同時に甘い香りがします。
 まずは、ストレートで。さすがに度数が高いので、アルコール感が喉越しの際に感じられますが、予想外にまろやかです。香りは思ったよりも柔らかで、樫樽のかぐわしい香りはまさにウイスキーなどのイメージです。
 ロックにすると、アルコール感が和らぎ、甘い香りがより素直に感じられるようになり、口に含むと喉越しと同時にゆるやかに甘みが広がってきます。苦みなどは感じられず、非常に飲みやすいですね。氷が溶け始めると、ますます飲みやすくなり、香りはフルーティーな香りに感じられます。
 水割りでも、同様の傾向ですが、この焼酎の特徴である甘い香りが弱くなってしまいます。
 ラベルには、ストレート、オンザロックス、水割り50/50が最適と書いてありますが、私はやはりロックが一番旨いと感じました。
 麦焼酎とはいえ、麦の香ばしさなどというレベルではなく、まさにこの樫樽の香りを楽しむ焼酎といえます。

 「百年の孤独」とは、作家ガルシア・マルクスの小説のタイトルからとったそうで、しゃれた神のパッケージにコルク製のラベルが貼られ、パッケージの継ぎ目の部分には、小さく、ジャズ・サックスプレイヤーのエリックドルフィーの言葉が“When you hear music. after it's over. it's gone in the air. You can never capture it again.”と印刷されています。
 私もジャズを聴きますが、食事を終え、一日の終わりにロックで飲む・・・まさに、疲れをとる飲み物かもしれません。そう考えれば、焼酎の原点「ダレヤメ」に通じるんですね。
あさびらき純米原酒 無濾過「あさ開 純米原酒 無濾過酒」 株式会社 あさ開(岩手)
原料:米・米麹
原料米:岩手県産酒造米100%

精米歩合:65%  日本酒度:+1  酸度:1.8
度数:17度以上18度未満
容量:500mL

 今回紹介するのは、日本酒です。このブログで初の日本酒の紹介になります。

 最初の日本酒は「あさ開」ブランドで清酒を醸している、岩手県盛岡市にあるあさ開さんの「あさびらき蔵元直送 原酒 倶楽部 純米原酒 無濾過酒」です。
 岩手と言えば、日本三大杜氏の南部杜氏が活躍する名酒の作られる土地です。県外にほとんど出ず、東北地方を主体に消費されるとのことで、この「あさ開 純米原酒 無濾過酒」も現地にて初めて飲んだものです。

 「あさ開」の蔵元さんは、全国新酒鑑評会で唯一の12年連続金賞受賞中とのことで、非常に実力ある蔵元さんです。この酒は、ボトル自体にはラベルがなく、瓶に巻かれた新聞紙にこのラベルが貼られていました。

 さて、日本酒で原酒とは、と思われるかもしれませんが、清酒でも実際には和水が行われ、14~15度程度に度数が調整されています。このため、この酒は17~18度と度数が高めになっています。さらに無濾過であり、醪を絞ったままの状態の酒となっています。

 開栓すると、少し麹の香りが残ったような濃い香りがします。
 冷酒の状態で口に含みましたが、ラベルに濃醇の味わいとあるとおり、コクのあるしっかりとした味わいです。しかし、甘くてベタッとした感じではなく、コクがあるのにさらりとしている味わいです。
 今回は、サンマの刺身をアテにしながら味わいましたが、脂の濃いサンマにも全く負けないどっしりとした味わいです。また、アルコール度数が少し高いので、キレが良く感じられ、さっぱりと味わえます。
 温度が少し戻ってくると、より濃い味わいが感じられます。

 普段あまり日本酒を飲まないのですが、おいしいつまみとともにスイスイと口に入り、あっという間に空になってしまいました。
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プロフィール

まなびー

Author:まなびー
九州は大分に住む、とある焼酎好きです。焼酎の感想・・・訪れた蔵元の情報などを掲載しています。

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また、焼酎に関する情報は個人で調査したもので、蔵元の公式情報ではないものもありますので、ご了承ください。

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