焼酎好きの独り言のブログです。焼酎以外のおいしいお酒のネタも。
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20060930084141.jpg「御幣」 姫泉酒造合資会社(宮崎)
原料:さつまいも(黄金千貫)・米麹
麹:米麹(白麹)
仕込み:
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:
度数:20度
容量:1,800mL

 さて、今回紹介するのは、宮崎県日之影町にある姫泉酒造さんの「御幣」です。友人のSさんがよく鮎かけに日之影の方まで出かけるとのことで、おみやげに買って来て頂いたものです。蔵元さんの名前は知っていましたが、こちらの蔵元さんの焼酎を飲むのは初めてです。
 詰口年月日は「2006.6.17」とラベル裏に記載されていました。

 姫泉酒造さんは、宮崎県内でも一番古い蔵元さんだそうで、創業は天保二年(1831年)とのことですから、すでに創業175年です。
 ボトルには「無濾過本格焼酎」と書いたラベルがあります。蔵元さんでは、濾過をせずフーゼル油を寒い時期にすくい取るだけだそうです。ボトルをじっくり見ましたが、いわゆるオリなどの濁りは見あたりません。無濾過だとしっかりしたものが多いので期待をして飲みました。

 まずは、ストレートで一口。拍子抜けするほど飲みやすく軽い飲み口です。しかし、香りは芋の香りだけでなく何というか複雑な香りに感じます。20度にしては、旨みがしっかりありコクがあります。アルコールの刺激を全く感じず、非常に飲みやすいです。
 次に氷を浮かべてロックに。すると、さらにまろやかで飲みやすくなります。しかし、口の中には芋の味が広がり、後を追うように芋の香ばしさとそれに付随する香りが広がってきます。しかも余韻が長く続く感じです。
 お湯割りは試す間もなく、ボトルが開いてしまいました。

 酒質は非常に軽い感じですが、後に残る旨みと香りが無濾過のこの焼酎の特徴ではないでしょうか。焼酎初心者でも飲みやすいと思います。
 これまでの「無濾過」焼酎のイメージが少し変わりました。次は是非お湯割りを試したいと思います。
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20060927231345.jpg「森伊蔵」 有限会社森伊蔵酒造(鹿児島)
原料:さつまいも(黄金千貫)・米麹
麹:米麹(白麹)
仕込み:甕
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:ホーロータンク
度数:25度  容量:1,800mL

 さて、今回紹介するのは、ご存じ森伊蔵酒造さんの「森伊蔵」です。以前「極上 森伊蔵」を紹介しましたが、今回はレギュラーの森伊蔵です。1.8L詰のものだったためなかなか瓶が開かずラベルを剥がすことができませんでした。
 詰口年月日は、「18.5.20」とラベル裏に記載されています。

 言うまでもなく、「森伊蔵」と言えば芋焼酎のトップブランドであり、プレミア焼酎の先駆けとしてネットなどではとんでもない値段で取引されています。
 しかし、作り手が見たときこの現状をどう思われているのか・・・私は、すごく疑問です。
 蔵元さんが抽選でも、正規の価格で販売するルートを残しているのはそうした思いがあるからではないでしょうか。

 余談はさておき、「森伊蔵」がこれだけ支持される理由は、やはり「旨い」からだと思います。
 原料の黄金千貫は契約栽培のものを使用しているとラベルにあります。また、麹に使う米はコシヒカリを使っているそうです。
 今では「森伊蔵のような」と称される焼酎も増え、スッキリとしてきれいな飲み口の焼酎も増えましたが、じっくり飲むとこの焼酎の良さが改めてわかりますね。

 この焼酎はお湯割りよりも、やはりロックやストレートに向いていると思います。
 ロックでは、柔らかく芳醇な香りがギュッと凝縮され、軽やかな口当たり、滑らかな喉越しでありながら、芋らしい甘みが口に広がりスッと引いていく感じは、この焼酎ならではですね。
 ストレートだと、ロックでは凝縮されていた香りがパッと広がりながら、甘みが広がったと同時にきれいに引いていく感じです。
 「森伊蔵」の良さは、この引きがきれいなところで、食中酒としても料理の味を邪魔せず、それでありながら、口に運ぶたびにこの味わいが味わえるところでしょう。

 まさに「上品」な焼酎のトップにいるブランドと言えると思います。
20060925235438.jpg「阿久根」 鹿児島酒造株式会社(鹿児島)
原料:さつまいも(黄金千貫)・米麹
麹:米麹(S型麹)
仕込み:一次・二次ともホーロータンク
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:
度数:25度
容量:720mL

 今回紹介するのは、鹿児島県鹿児島市の鹿児島酒造さんの「阿久根」です。以前紹介した「やきいも黒瀬」と同じ蔵元さんです。
 この焼酎の特徴は、S型麹を使っており、黒麹や白麹に比べ大変手間のかかる仕込みを行っているそうで、まさに黒瀬杜氏さんの本領発揮とも言える焼酎のようです。
 しかも、3年熟成の商品だそうですので、まろやかな味わいであることが想像されます。

 初めて飲んだのはつい最近のことで、今年の梅雨時期に行きつけの飲み屋さんで飲んだのが初めてです。

 まずはいつものロックで。口に含むと香りは非常にまろやかですが、グッと甘みが広がり、同時にコクというか旨みを感じます。後味は非常にきれいで、キレが良い感じです。
 ストレートでは、少し味が強くなる感じがしますが、バランスが良く、芋そのもののような香りがしっかりするようになります。ちょっと他の焼酎とは香りが違うように感じます。
 お湯割りにしても、まろやかな甘みを感じられ、おいしいのですが、香りがすこし立ってきてしまいます。
 私の好みなら間違いなくロックですね。

 さて、この「阿久根」に使われているS型麹は、他に鹿児島酒造さんの焼酎では、「阿久根號」「黒瀬安光」などで使われています。どれも旨みがしっかりしており、後味がきれいでキレの良い焼酎なのですが、これがこの麹の特徴のようです。
 通常の黒麹や白麹に比べ、S型麹は温度管理が非常に繊細で使用が難しいとのことですが、これを使いこなして、様々な味わいの焼酎を造り出す杜氏の黒瀬安光氏、本当に凄い方です。
20060922220211.jpg「杜氏潤平」 小玉醸造合名会社(宮崎)
原料:さつまいも(紅芋寿)・米麹
麹:米麹(白麹)
仕込み:一次・甕、二次・ステンレスタンク
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:ステンレスタンク
度数:25度
容量:720mL

 今回の紹介する焼酎は、宮崎県日南市にある小玉醸造さんの「杜氏潤平」です。以前、このブログで「おびの蔵から」を紹介した蔵元さんです。

 「杜氏潤平」の「潤平」とは、杜氏の金丸潤平さんのことであることは、ご存じのことだと思います。手作りの麹と丁寧な醸しで焼酎を造る蔵として有名ですね。
 「杜氏潤平」はこれまで何度も飲んでいますが、非常に完成度の高い焼酎です。

 さて、早速飲んだ印象ですが、まずはいつものロックで。
 飲んだ瞬間、柔らかくちょっと甘ったるい香りと同時に非常に甘みを感じます。柔らかく滑らかな雰囲気で非常に飲みやすいです。その後、ちょっと余韻を残す感じで甘みが口に残ります。スイスイ飲めてしまう味わいですね。
 ストレートだと、フルーティーな香りが立ち、甘みとコクを強く感じるようになります。しっかりと味わいが残り、甘みを長く口に残す感じがします。
 お湯割りは、ストレートの味わいを優しくまろやかな雰囲気にした感じで、これまた飲みやすいです。
 私の好みとしては、濃い甘みを力強く味わえるロックですね。

 この「杜氏潤平」は試しに、割り水をしてしばらくおいたものを飲んでみましたが、これがすごく飲みやすく、スイスイ飲んでしまいます。味わいのしっかりした焼酎だけに割り水をしてしばらくおいてもその味わいが損なわれることなく、より飲みやすくなりました。
 焼酎サーバーなどお持ちでしたら、前割りもお勧めです。
20060920234642.jpg「京ひな 銀色の涙」 酒六酒造株式会社(愛媛)
原料:米・米麹・純米大吟醸粕
麹:米麹
仕込み:
蒸留:
貯蔵:
度数:25度
容量:720mL

 今回の紹介する焼酎は、焼酎産地としては珍しい愛媛県内子町にある酒六酒造さんの「京ひな 銀色の涙」です。
 「京ひな」というブランド名を見て、お気づきの方もおられるかもしれませんが、日本酒通には有名な吟醸蔵です。
 私はこの蔵の焼酎を飲むのはこれが初めてですが、この蔵元さんは、日本酒の副産物である酒粕と精米時に出る米粉を利用した米焼酎をつくっていたそうで、「京ひな 天禄泉」という純米焼酎は、焼酎通の方の間では結構知られていたようです。

 「京ひな 銀色の涙」に出会ったのは、行きつけの居酒屋さん。「変わった米焼酎ないかな」ということで紹介してもらったものです。

 この焼酎の特徴は、なんと言っても原料に純米大吟醸の粕が使われていることでしょう。
 開封し、グラスに注いだ瞬間から吟醸香がさわやかに香り立ちます。焼酎というイメージからすると全く違うものの香りにも感じます。

 まずは、いつも通りロックで。口に含んで感じるのは切れ味の良さです。DRYと言う表記がありますが、後味もさっぱりしており、まさにドライタイプですね。香りは先述の吟醸香ですが、非常にすっきりとさわやかな香りです。
 次にストレートで飲んでみましたが、独特の香りをはっきりと感じます。味わいは切れ味が良く、ロック同様後味がスッキリしています。
 お湯割りでは、香りがきつくなってしまい、全く私の好みではありませんでした。

 香りが独特ですが、ロックで飲むと非常にバランスが良く、切れ味が良くて後味がさっぱりしているため、私の好みとしてはロックですね。食事しながらの食中酒としては、良いと思います。雰囲気はまさに吟醸酒という感じです。
20060917181327.jpg「中々」 株式会社黒木本店(宮崎)
原料:大麦(九州産二条大麦)・麦麹
麹:麦麹(白麹)
仕込み:甕
蒸留:減圧蒸留
貯蔵:甕
度数:25度
容量:720mL

 今回の紹介する焼酎は、宮崎県高鍋町にある黒木本店さんのさんの「中々」の25度(中々には20度もあります)です。この原酒を樫樽貯蔵したものが「百年の孤独」で、あまりにも有名な焼酎ですね。
 黒木本店さんの焼酎との出会いは、まさに「百年の孤独」でした。20年ほど前に宮崎に住んでいましたが、地元に戻ってからしばらくして宮崎の友人が送ってくれたのが最初だったと思います。

 「中々」を初めて飲んだのは、ほんの数年前。焼酎をよく飲むようになってからです。宮崎や大分では焼酎を20度で飲むので、20度の「中々」ではなかったかと思います。
 さて、今回は「中々」25度です。九州産の麦を使用して、手作りの麹にて仕込みを行っているそうです。蒸留は減圧で軽い仕上がりをねらっているようです。

 まずはいつものロックで。口の中にほんのりとした甘みを感じさせながら、軽い飲み口でスイスイ飲めます。香りは、ちょっと弱いかなと思いますが、非常に飲みやすくきれいな味わいです。しかし、飲んだ後にはちょっと長めにコクを感じます。
 ストレートで飲むと、きれいな麦の香りと甘みのバランスが良いようです。後口もとてもきれいで、コクもしっかり感じられます。いずれにしても、スッキリとして軽く、まろやかな味わいですね。
 ロック&ストレートで飲みきってしまい、お湯割りは今回飲みませんでした。ただこの味わいだと、お湯割りより、ロック&ストレートの方が向いていると思います。

 黒木本店さんは、「甦る大地の会」で麦も自社生産されているようです。こだわりは原料から生きているんですね。
bungo1.jpg蔵元名:ぶんご銘醸株式会社
所在地:大分県佐伯市
ブランド:「唐変木」「杜谷」「オーガニック狩生」他

 今回、紹介する蔵元さんは、大分県佐伯市にある「ぶんご銘醸株式会社」さんです。

 「ぶんご銘醸」さんとの出会いは、「杜谷」という焼酎です。今では「唐変木」「杜谷」「杜谷 黒」などを飲ませて頂いてます。後で気づきましたが「ぶんご太郎」も飲んだことがありました。
 「ぶんご銘醸」さんは、明治43年に、旧大分県本匠村で「狩生酒造場」として創業されており、平成13年に「ぶんご銘醸」さんに改組、平成14年に現在の旧直川村(現在の佐伯市直川)に蔵を移転したそうです。

 おじゃまさせて頂いたのは、2006年9月のとある日。
 営業の染矢さんを通じて、狩生孝之専務に前もって連絡しておいたおかげで、狩生専務に蔵をご案内を頂くことができました。

bungo2.jpgbungo3.jpg ちょうど数日前から仕込みを始めたそうです。

 お伺いした時間帯には明日の仕込みのため、麦を製麹器に入れる作業をされていました(左が狩生専務さんです)。

 右の画像は、使用される麦。「香吟のささやき」の仕込み用で、50%まで精麦された非常にきれいな麦を使用されています。
⇒ 続きを読む
kanehachi.jpg「兼八」 四ッ谷酒造有限会社(大分)
原料:大麦(国内産はだか麦)・麦麹
麹:麦麹
仕込み:
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:ホーロータンク
度数:25度
容量:1,800mL

 今回の紹介する焼酎は、大分県宇佐市にある四ッ谷酒造さんの「兼八」、香ばし系の麦焼酎の火付け役とも言える焼酎です。

 出会いは、「兼八」がこの世に出てからすぐだったと思います。行きつけの酒屋さんで、この蔵元さんの「古代」という焼酎を買い求めた時に、お店の方から四ッ谷酒造さんの新製品として紹介されて購入したのが最初です。
 そのころは、「魔王」を主に飲んでいましたが、この焼酎を飲んであまりの香りの良さに惚れて、3年ほど前までずっと愛飲していました。
 ラベルには、仕込みの麦が国内産のはだか麦で、精麦歩合65%まで磨いたものであること、酵母はK-2(鹿児島)と書かれています。

 残念ながら、今では気軽に手に入る状態ではなくなりましたが、時々購入し飲んでいます。
 先日、久々にストックしてあったボトルを開けて飲みました。

 いつものとおり、まずはロックで。ほとばしる香ばしい麦の香り(焙煎したような香り)のあと、甘みが広がり、ちょっと苦みを伴う味わいが口に広がります。この苦みはキレを感じさせます。
 次に、ストレートで。香りはより一層強く感じられ、ロックで感じた苦みはあまり感じず、口の中に甘みが広がります。ロックより長く余韻を感じれられます。
 お湯割りでは、香りは良くなりますが、コクや甘みが少し抑えられてしまうように感じます。
 私の好みでは、ロックかストレートですね。

 よく、「兼八」の香りを「麦チョコのような」と評するものを見ますが、ローストした麦などのいわゆる焙煎した穀物の香りに感じます。チョコという部分が私の感覚とは少し違うなと思っています。

 この「兼八」は、「魔王」とともに、私を焼酎の道に引きずり込んだ思い出深い焼酎です。
20060910202735.jpg「夢づる 滴滴凛々」 種子島酒造株式会社(鹿児島)
原料:芋(種子島むらさき芋)・米麹
麹:米麹(黒麹)
仕込み:一次・二次とも甕
蒸留:
貯蔵:甕
度数:44度
容量:300mL

 今回の焼酎は、鹿児島県西之表市にある種子島酒造さんの「夢づる 滴滴凛々」、以前紹介した「夢づる」の初垂れ(ハナタレ)です。

 この「夢づる 滴滴凛々」は、夢づる同様、「焼酎文化・芋づるの会」のPBです。非常に貴重な初垂れですから、小さなボトルでわずか300mLしか入っていません。

 最初に飲んだときは、お店の方が冷凍庫に入れたものを、トロッとした状態で頂きました。
 まず、口に含んだ感想は、濃厚な香りとコクを感じ、「これはうまい」と思いました。しかし、そこはさすがに初垂れの44度という焼酎ですから、口に含んだ後、かぁ~っとアルコールの刺激を感じるのも事実です。

 これに氷を加え、ロックにして飲んでいくと、氷がゆっくりと溶け少しずつ割れていく課程で、香りが立つ瞬間、甘みをしっかり感じる瞬間と変化が感じられ、とても楽しめます。その課程を通じて、ずっと香りがしっかりしていて、とても華やかで、ついつい飲み過ぎてしまいます。
 スタンダードの「夢づる」に比べ、感じる香りは数段強く、華やかです。44度以上ある度数を感じる間もなく、ついつい飲んでしまう・・・いや~、まさに焼酎の「麻薬」ですね。

 これをストレートやお湯割りでという飲み方はないな・・・と思っていますので、あえてロック&冷凍庫で冷やしたうえでの感想のみとします。
20060909101938.jpg「佐藤 黒麹仕込」 佐藤酒造有限会社(鹿児島)
原料:さつまいも(黄金千貫)・米麹
麹:米麹(黒麹)
仕込み:タンク
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:タンク
度数:25度
容量:720mL

 今回紹介する焼酎は、鹿児島県牧園町にある佐藤酒造さんの「佐藤 黒麹仕込」です。「佐藤の黒」として有名ですね。
 この焼酎も、焼酎をよく飲むようになった頃から、飲んでいた焼酎です。先日久しぶりに、「佐藤 黒麹仕込」を飲みました。

 ご存じのように、佐藤には白麹仕込みの白いラベルの「佐藤」と、この黒麹仕込みの黒いラベルの「佐藤 黒麹仕込」があります。どちらもよく飲む銘柄ですが、どちらかというと「黒」を飲むことが多いですね。

 いつものようにロックでの印象ですが、相変わらずクリアな飲み口で、すっきりとした感じがします。まろやかな甘みですーっと喉に入っていく上品な感じはこの焼酎ならではですね。
 ストレートでも試しましたが、いくぶんどっしりとした感じになります。甘みとコクが口にさっと広がり、アルコールによる刺激感なども全くなく、まろやかですね。
 お湯割りだと、さらにまろやかで香りが良くなります。お湯割りの方が個性が際だつかなという感じですね。

 「佐藤(白)」と「佐藤(黒)」なら、ロックには白、ストレートやお湯割りには黒が向いているかなという気がします。

 「佐藤」も、すっかりメジャーになって手に入りにくい焼酎の一つになってしまいました。
 原料からこだわり、芋の下ごしらえなどを手作業で行う焼酎造りでは、その生産量に自ずと限界があります。しかし、この手作業こそが、このスッキリとしてまろやかな飲み口を生み出していると思います。
20060907233415.jpg「蔵の影法師」 有限会社白石酒造(鹿児島)
原料:さつまいも(黄金千貫)・米麹
麹:米麹(黒麹)
仕込み:一次・二次とも甕
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:
度数:25度
容量:900mL

 今回紹介するのは、以前「黒吉」を紹介した、鹿児島県いちき串木野市の白石酒造さんの「蔵の影法師」です。

 最近は「黒吉」を主に飲んでいますが、その前に居酒屋さんでのキープなど、いつも飲んでいたのが、この「蔵の影法師」です。この焼酎も「夢づる」などと同じ、酒屋さんのPBである「焼酎文化・芋づるの会」の商品です。

 白石酒造さんの焼酎は、どの焼酎をとっても上品で良い香りがします。この「蔵の影法師」も同様に良い香りです。
 いつもロックで飲みますが、口当たりが柔らかく、コクを感じながら甘みが口に広がり、ゆっくりと香りが広がる感じで、本当に飲みやすく、ついつい杯を重ねてしまいます。
 ストレートで飲むと、もっと香りが早く立ち上がり、バランスはこちらの方がいいかもしれません。
 もちろん、お湯割りでも味わいの雰囲気はいささかも損なわれず、一層柔らかな口当たりになります。

 どちらかというと、一般受けするという意味では、お湯割りが一番向いている気がします。
 しかし、ロックにしたときの香りと味わいがぎゅっと凝縮され、口に含むとパッと広がる感じは、私には何とも言えません。個人的には、ロックがやはり好きですね。

 他の白石酒造の焼酎もそうですが、甕仕込みのよさが十分に引き出された、まろやかでコクのある焼酎と言えます。
20060903220535.jpg「耶馬美人」 旭酒造株式会社(大分)
原料:米・米麹
麹:米麹
仕込み:
貯蔵:

蒸留:
度数:20度  容量:1,800mL

 今回紹介するのは、大分県中津市の旭酒造さんの「耶馬美人」です。米焼酎としてまずは地元の焼酎を紹介したいと思います。

 旭酒造さんは、わずか600石しか生産していない非常に小さな蔵で、地元でもこの耶馬美人はなかなか手に入らない焼酎として知られていました。私が就職した10数年前からこの状態でしたから、今はもっと手に入らないのかもしれません。

 これまで、耶馬美人という焼酎は、米(20度、25度)、米(限定25度)、麦(25度)を飲んだことがあります。耶馬美人はずいぶん飲んでいませんでしたが、今回は20度を久々に飲みました。

 さて、まずはロックで飲んだ印象ですが、ずいぶんさらりとしているという感じです。
 20度ですから仕方ないのかもしれませんが、非常にやわらかくさらっとした飲み口で、いくらでも飲めてしまう感じです。香りは清酒のような香りがしますが、ロックだとあまり香りを感じません。

 ストレートで少し飲んでみましたが、この方が本来のこの焼酎の香りである吟醸香を感じ、さらりとした辛口の日本酒のような飲み口になり、好感が持てます。
 アルコールの刺激のようなものが全くなく、口の中にさらりと香りと味わいを残しながら、なめらかな喉越しで飲めます。
 私の好みの飲み方であるロックには25度や限定の25度のほうがマッチしているように思いますが、やはりこの焼酎はストレートが一番いいと感じました。
 非常に繊細な感じのする焼酎です。焼酎の弱い方でも飲みやすいと思います。
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プロフィール

まなびー

Author:まなびー
九州は大分に住む、とある焼酎好きです。焼酎の感想・・・訪れた蔵元の情報などを掲載しています。

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また、焼酎に関する情報は個人で調査したもので、蔵元の公式情報ではないものもありますので、ご了承ください。

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