焼酎好きの独り言のブログです。焼酎以外のおいしいお酒のネタも。
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紅椿720「紅椿」 有限会社白石酒造(鹿児島)
原料:さつまいも(黄金千貫)・米麹
麹:米麹(黒麹)
仕込み:一次・二次とも甕
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:甕
度数:25度
容量:720mL


 今回紹介するのは、以前紹介した「紅椿」の720mLボトルです。
 これまでに「黒天狗」、「黒吉」、「蔵の影法師」、「麦製 1998年製造」、「白石原酒」を紹介してきましたが、私の大好きな鹿児島県いちき串木野市の白石酒造さんの焼酎です。

紅椿 「紅椿」については、すでに1,800mLの記事で紹介したので、詳しいことはこちらに譲りますが、今回はその720mLボトルです。 この「紅椿」720mL瓶は美しいブルーのボトルに金付き栓となり、円形のラベルとともに、アンティークな雰囲気を漂わせる仕上がりとなっています。

 開封すると、やはり少し華やかさを伴う、白石酒造さんの焼酎らしい香りが漂います。

 ストレートで飲むと、さすがに「花と蝶」の原酒を貯蔵したものと言うだけあって、キレの良さと長期の熟成による厚みのある味わいが感じられます。芋らしい芳香がふわりと香る、何とも心地よい飲み口です。
 ロックにすると、ストレートで感じた甘みがグッと凝縮され、穏やかに香る熟成した香りが広がります。キレもよくすっきりとした味わいです。
 お湯割りはやはり甘みがふっくらとして優しい味わいです。

 1,800mLボトルのものと違うかと言われれば、全体的に720mLボトルの方が穏やかに感じられましたが、同時に飲んだわけではないので、なんとも言えません。
 段ボールを開封すると少し焼酎の香りがするので、キャップの違いで、こちらの方がアルコールが抜けやすいのかもしれません。

 久々に、白石酒造さんの焼酎を飲みましたが、やはり一本筋が通った味わいがあります。手作りの甕壺仕込みがよく生かされた焼酎ですね。
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きろく 無濾過「喜六(無濾過・無調整)」 株式会社黒木本店(宮崎)
原料:さつまいも(黄金千貫)・米麹
麹:米麹(黒麹)

仕込み:一次・二次ともに甕
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:なし
度数:25度
容量:720mL


 今回紹介する焼酎は、以前、「中々」を紹介した宮崎県高鍋町にある黒木本店さんのさんの「喜六」の冬期限定新酒、無濾過・無調整のものです(本来の「喜六」の「き」は感じの七を三つ重ねたもの)。
 レギュラーの「喜六」の原酒を、蒸留したてのまま、濾過や調整を加えず、割水だけしてすぐに瓶詰めされています。このボトルは2006年の冬に仕込まれたもので、発売されてすぐに飲んだものです。

 無濾過・無調整ということで、いわゆるフーゼル油や脂肪酸などが多く含まれており、変質しやすいということから、冷暗所保存とされています。また光を嫌うので、ボトルは黒、そして紙に包まれています。デリケートな焼酎ゆえに、品質保持のため冷蔵庫に入れていましたので、その状態からの評価になります。

 さて、開封です。紙に包まれたボトルを空け、開栓すると、思ったより力強い芋の香りと少し甘い香りが漂います。温度が下がっていますので、意外と控えめに感じました。オリが沈んでいるとまずいので、瓶を上下にひっくり返し軽く振ってから、飲み始めました。

 そこで、まずはストレートでと思い、グラスに注ぎ、少し温度が戻るのを待って飲んでみました。そうすると、かなり香りが力強くなります。熟成された焼酎とは少し違う、ちょっと荒々しい、力強い香りです。口に含むと、熟成した焼酎とは違う、ほとばしる香りが口に広がります。そして、辛みと甘みが舌の上に広がります。
 また、冷蔵庫から出したままの冷たいストレートが、より骨太で芋の風味がたっぷり感じられるような気がします。
 これに氷を加えてロックにしていくと、香りの力強さはそのままに、アルコール感と辛みが控えめになり、甘みが全面に出てきます。力強いのに押しつけがましい味わいではなく、すっきりと上品で穏やかな味わいに変化します。
 お湯割りでは、香りだけが全面に出てしまう感じがして、しかも荒さが目立つ気がします。あまりバランスが良いようには思えませんでした。

 無濾過・無調整といえども、バランスが悪くキツイものではなく、力強くも穏やかで芯の強さを感じさせる味わいと言ったら良いでしょうか。
 冬になると毎年出てくるので、今年も楽しみにしておきたいと思います。

 (2006年冬に記述したものを編集してアップしました)
20070819211500.jpg「八幡」 高良酒造有限会社(鹿児島)
原料:さつまいも・米麹
麹:米麹(黒麹)

仕込み:一次・二次とも甕
蒸留:常圧蒸留
貯蔵:甕
度数:25度  容量:1,800mL


 今回紹介する焼酎は、鹿児島県川辺町にある高良酒造さんの「八幡」です。
 高良酒造さんといえば、「田倉」と「八幡」が代表銘柄で、家族経営の小規模な蔵元さんであり、年間生産量が非常に少ないため、いずれの焼酎も入手困難な銘柄です。
 「八幡」には25度と35度がありますが、今回飲んだのは25度のレギュラーものです。

 高良酒造さんで使う原料芋は、地元の10軒ほどの農家さんから処理ができるだけ少しずつ仕入れているそうで、麹米も地元産の米だそうです。
 それを家族と数名の方で丁寧に皮むき等の処理をして仕込んでおり、仕込量は400石程度と聞いています。家族でできるだけの量を一日に仕込むということで、小さな蔵元さんらしく、手作りの目の行き届いた焼酎蔵と言えると思います。
 しかも、ラベルに「かめしこみ」とあるとおり、すべての行程が昔ながらの甕仕込みで仕込まれています。

 さて、「八幡」ですが、開封すると芋らしい力強い、そして香ばしい芳香が香ります。香りは力強いといってもキツイものではなく、まろやかな香りです。
 まずは、ストレートで。口に含むと同時に広がる香ばしい香り、力強く甘みを感じさせる口当たりです。最近のすっきり系の焼酎とはひと味違う、しっかりと奥行きのある味わいですが、決してしつこくなく、後味は香りを残してすっきりと消えていきます。
 ロックにすると、甘みが抑えられ、きりっとした味わいになります。ただ、この焼酎の良さである、ふくよかな奥深い味わいを考えると、ロックは少しすっきりしすぎる感があります。
 お湯割りにすると、まろやかで香ばしい香りとともに甘みがたっぷりと感じられ、すばらしいバランスです。また、割っているにもかかわらず、味わいはしっかりと濃く感じられます。

 私は、好みの飲み方がロックなので、他の焼酎も含めてロックで飲むことが多いのですが、これはお湯割りがなんともうまいと思いました。
 前割りで燗をつけて飲みましたが、これもいけてます。
 伝統的、そして本格的な手作りの芋焼酎、まさに王道の飲み方がピッタリ来る焼酎ですね。ちょっとくせになりそうな、すばらしい味わいです。
imazato1.jpg蔵元名:今里酒造株式会社
所在地:長崎県東彼杵郡波佐見町
ブランド:「六十餘洲」他

 今回、紹介する蔵元さんは、蔵元訪問記では初となる清酒蔵の長崎県波佐見町にある「今里酒造株式会社」さんです。

 夏休みの旅行で訪れた波佐見町、そこにたたずむ蔵を見つけ、ふらりと訪ねたのが、「今里酒造」さんです。長崎県ではもっとも飲まれていると言われる「六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)」の製造元です。
 突然訪問したにもかかわらず、製造の山下さんに丁寧に蔵を案内いただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 長崎県で日本酒と思いましたが、この波佐見町は県内で雲仙についで寒いところだそうで、それで酒造りに適しているとのことです。
 現在のご当主は8代目だそうで、創業200年以上の伝統を持つ蔵元さんです。
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プロフィール

まなびー

Author:まなびー
九州は大分に住む、とある焼酎好きです。焼酎の感想・・・訪れた蔵元の情報などを掲載しています。

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また、焼酎に関する情報は個人で調査したもので、蔵元の公式情報ではないものもありますので、ご了承ください。

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